ギャッベのうんちく

愛される理由がある

ギャッベのうんちく

「GABBEH ギャッベ」・・・この言葉、聞いたことありますか?
名前は知らなくても、この柄の見たことありませんか?
ギャッベとは、遊牧民族によって作られる手織りの絨毯です。

ギャッベのうんちく

ここ数年来、人気も高まり、絨毯専門店だけでなく、インテリアショップやデパート、雑貨屋さんでも取り扱いが増えているので、目にする機会があるかもしれません。
人気になるからには、やっぱり素敵な理由がたくさんあるんです。
今回は、そんなギャッベのうんちくです。

たくさんの「良い性能」

イランのシラーズ地方に、カシュカイ族という遊牧民がいます。
その遊牧民が作る「ギャッベ」。
カシュカイ族の男性たちは、自分たちが飼育している「羊」の毛を刈り取り、女性たちがその毛から糸を紡ぎ、天然の草木で染め、丹精込めて織り上げます。

羊毛ウール100%なので、保温性・吸湿性に優れています。夏でもサラリとした肌触りなので年間を通して使っている方も少なくないそうです。
砂漠の中を移動する彼らがテントの中で使う生活道具であるギャッベ。耐久性が非常に高く、汚れにも強いのです。
彼らは親から子へ、受け継がれながら使われ、なかには三世代にわたって100年使われるものもあるとか。世代を超えて末永く使えるのも素敵なポイントです。
染色も天然素材100%なので、アレルギーのある方にも安心なんです。

ギャッベのうんちく

また、ギャッベは毛足が長く密度が濃く独特の肌触りがあります。ムチムチ感と言ったら想像がつきますかね。ソファがあっても床に座ることが多い日本人の暮らしに、本当にぴったりの絨毯だと思います。
ムチムチのギャッベの上でゴロゴロする・・・最高の時間が味わえます。

機能面でも、愛されるの理由がこんなにもあります。

ギャッベのうんちく

世界に一枚のオリジナル

ギャッベのうんちく

ギャッベの最大の魅力は、オリジナルの柄。
この独特な絵柄は、一枚一枚手作りで織られているため、世界に一枚だけの特別なもの。
柄を構成するモチーフには、それぞれ意味があるんです。
家族や仲間、自然を愛するカシュカイ族。その思いがモチーフに込められています。
カシュカイ族の女性たちがモチーフに家族への思いや未来に願いを込めて丹精込めて織り上げます。それは母から娘に代々受け継がれた技術でもあります。とても素敵です。

ギャッベを選ぶ時に、このモチーフに込められた意味を探したり、自分の願いを込めたモチーフを選んだりすると、より愛着がわき、より特別なものになりますね。

福島県白河市の家具・雑貨専門店ライフスタイルショップ MONO-ya

「少しだけゆたかに暮らせるようなモノに出会えます。」をコンセプトに地域の皆様に素敵な商品との出会いを導きます。